ごめんね、いつもわがままで。
昨年の秋からリビングの床に敷いていた
アクセントラグが汚れに汚れてしまったので
近所のニトリまでラグを買いにいった。

我が家は3匹のパグを飼っていて
本人が傷つくから名前は伏せるけれど
3匹のうちのおひとりさまが、ときどきラグにそそうをしてくれるので
丸洗いが可能なラグしか敷けない。

丸洗いを何度も繰り返していると
ラグは痩せてきて、くったりしてしまうし
端がほつれてきて、なんとも哀れな姿に変身してしまう。

哀れな姿になったラグには
「ありがとう。」を言ってから暇をだすことにしている。
要するに思い切って捨ててしまう。
使い捨てのラグ。
だから、お値段お値打ちのラグしか敷けないのだ。

昨年の秋に買って敷いたラグは5ヶ月間で暇を出した。
たった5ヶ月間の使用で暇を出すのだから
やはりどう考えてもお値打ちのラグしか買えない。

思えば我が家でポップと暮らし始める前は
多少なりとも家具にはこだわった。
好きな家具に囲まれて素敵な暮らしをしたいと
思ったけこともあったけれど

扉のつまみが半分以下に

引き出しのつまみがぼろぼろになったCDケースや

角が無くなったコタツテーブルや

中身がとうとうはみ出してきたソファやら
(あ、これはニャンコの仕業ね!)
そんな家具たちを見て暮らしていると
『いいもの』を家に置くなんてことはどうでもいいことに思えてくる。

『いいもの』を家に置くことはあきらめたけれど
『好きなもの』を置くことはあきらめない。
限られた条件の中で自分が気に入ったものを見つけだすのは楽しい。
昨日ニトリで買ってきたラグはふかふかほわほわで
愛するパグズたちも大層気にいった様子だ。
毛足が長いけれどコットン製なので
これなら夏の始めまで使えそうだ。
6月の終わりまで130日間使ったとして
1日あたりの使用料は21円。
うーん。
夏になっても使おうかな?
うふふ。

一緒にお買い物に行こうと誘ったら、
「えええええ。」と渋るヒトさんを
近所のイタリアンレストランのランチをエサ(!?)に
連れ出した。
ヒトさんが「これがいいんじゃない?」と進めるラグを
一蹴して自分の好きなラグを買った。
「結局ね、オレの意見は聞かない。」
一瞬むっとするヒトさんの顔が
だから買い物は一緒に来たくないんだと言っているように見えた。
ごめんね、いつもわがままな私で。

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