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残ったのは5人だけ 住民移転で集落消滅の危機





『「元には戻らない…」 残ったのは5人だけ 

 住民移転で集落消滅の危機』

そんな見出しのニュースを読んだ。

波で全戸の家が流された牡鹿半島の大谷川浜。

住民約80人は全員無事だったが、

仮の解散式後には仙台市の親族宅やアパートに引っ越し、

残ったのは5人だけだった。「もう元には戻らない」。

三陸沿岸には、そんな消えかかっている集落がたくさんある。

住民らの避難場所となっているのは旧大原中学校の校舎だ。

旧大原中学校裏に並ぶ仮設住宅の石巻市大谷川浜からの応募は

10件に満たないという。


太字部分、産経ニュースより抜粋




石巻では他の自治体への人口の流出があるのは確かだ。

私の友人の妹も、子供の教育環境について悩んだ末に

新入学に合わせて仙台へ転居した。

このニュースの大谷川浜も、ホタテなどの養殖業を営む世帯はいるが、

大半は兼業の会社員ということで

買い物も市外のスーパーでしていたことから

住民の流出が続いたらしい。

本当に残念で仕方のないことかもしれないけれど

もし仮設住宅が、山間部の旧大原中学校裏ではなくて

大谷川浜に建てられていたら

もう少し多くの住民が戻ってきたのではないかしらと

考えてしまうのだ。

漁を生業としている方たちが、山の中で暮らすなんて

有り得ないなあと、素人ながらに思ってしまう。

先祖代々に渡って浜で生きて来た人々の暮らしを

少数ということで、切り捨ててしまうことのないように

住民の意思を尊重した国の支援を望めないのかなあと、

この様なニュースを見るにつけ、切なく深いため息が出てくる。






昨日の更新でアップした

5月6日に牡鹿半島の先端の町、鮎川に向う途中で

県道2号線沿いの最初の浜『桃の浦』の次に立ち寄ったのは

『月の浦』という小さな港と集落だ。



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『月の浦』は、慶長18年(1613年)に仙台藩主伊達政宗が

フランシスコ会宣教師ルイス・ソテロを正使、

支倉常長を副使として、エスパーニャ帝国(スペイン)の

国王フェリペ3世、およびバチカンのローマ教皇パウルス5世のもとに

派遣した際に、乗船したサン・フアン・バウティスタ号が

出帆した港だ。





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県道からは、港を見下ろす展望台から

入り江に向う細い道を下らなければならないため

これまで私は訪れたことがなかった。





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この日も、県道から反れた浜には

申し訳ない気持ちがあったので、立ち寄る予定は無かったが

間違って入ってしまった道に、Uターンできる場所がなかったため、

港まで降りてしまった。





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初めて訪れた『月の浦』の

構えの大きくて立派な家が多いことに驚いたし

港の設備が立派なものだったと想像されることに

この浜が豊かな浜だったのだなあと感じた。





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おそらく、地元の漁師の方たちだと思う。

一生懸命、港の後片付けをしていらした。

『慶長遣欧使節』の歴史と誇りを守るために

自力再生に取り組んでおられるのかと思う。

(間違っていたらごめんなさい。)






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初めて訪れた『月の浦』の海は

静まり返って鏡の様に光っていた。

晴れた青空の日に、この海を見たいと思った。

青い空を鏡に映して、喜びにあふれた紺碧の海を

必ず見に来たいと心から思った。



この日、一度も車から降りようとしなかった姉が

この『月の浦』では、車から降りた。

岸壁から小出島と半島の入り江を眺めた姉が

車に戻ってひと言つぶやいた。




「ここが再生したら、私は必ず見に来る。
 
 きれいなところだから、見に来たい。」







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