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初めての『デモ』体験(ヒトさんとのケンカのおまけ付き)







『デモ』に参加してきました。

生涯初の経験です。

『脱原発デモ』です。

『デモ』と聞いてっとドン引きしちゃった人は

ここから先は読まなくていいでーす。






2週間前のこと。

ヒトさんと、ケンカした。

原因は、6月11日の全国一斉『脱原発』デモに

一緒に行こうと誘ったら、あっさり断られたこと。



「デモはイデオロギーに関わる問題だから行かない」



始まったよ、この男。

なんだって小難しいかな。

今回の『脱原発』デモは、イデオロギーや

政治的なこととは関係なく、個人の私利私欲とも関係がなく、

原発が実は安全じゃなくて、

危険この上ないシロモノだってことが分かって

大勢の被爆者が出てしまったこと

健康や生活を奪われてしまったこと、故郷を奪われてしまったこと

それが他人事だとは思えないから、

そして、自分自身や子供たちの未来を守るために

単純に「原発を無くして欲しい」って気持だけで

参加していいんじゃないのかな。

選挙でどこぞの2大政党のどちらかに投票したって

原発推進としての国策は変わらないとしたら

一市民の出来ることって、デモに参加して叫ぶことくらいなんじゃない。

どうせ何も変わらないなんて思わないで

一人でも多くの人間が意思表示をすることって、必要なんじゃないかな。

私は、あんな荒涼としたフクシマのような土地が

日本のあちこちに生まれるのはイヤだ。

たくさんの人が健康や生活を奪われて悲しんでいる姿を見るのはイヤだよ。





「物事、単純に考えてよ。」





散々説得したものの、ヒトさんは首を縦に振らず

だったら、毎週毎週、週刊現代を買って来るな!とか

注)週刊現代は原発が危険と不安を煽るような記事満載です。

家に帰ってくるなり「今日の原発はどうした?」って

私に聞くなよ!とか

てめえ(←下品ですみません)面白がってるだけかよ!とか

イライラして、蹴飛ばしたくなったけれど

ま、人それぞれ違うわけだし、私は私の想いで行動しようと

2日間、口をまともに利かないだけで、ヒトさんには期待することを止め

私ひとりで、一昨日の『脱原発』デモに参加をしてきた。






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で、私が選んだ会場は地元埼玉県の

さいたま市上落合公園。

デモ初心者の私には、大規模なものや過激なものは

無理だって思ったし

なんたって、デモに参加しようって思ってるくせに

人混みは苦手だから。

私の想いは、政治思想とかそんな大それたものじゃなく

人の犠牲の上でしか成り立たない未熟な技術は

一旦止めて他の方法を考えて下さいっていう

言わば「反原発」じゃなくて「脱原発」。

だから、恐い活動家がいたり、

反政府主義者が主催するものは避けたかったし

普通の一般市民が静かに参加出来る場所で

そして、やはり地元で声を上げようと思ったので

この場所を選んだ。





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思った通り、会場は穏やかなムード。

ここでの主張は主に次の4点。

・原発作業員を被ばくから守れ

・子供を被ばくさせるな

・すべての原発の即時廃止

・埼玉県の放射線量を測定と公表せよ





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主催者の挨拶の後に

参加者それぞれの想いを語り合う

1分間のリレートークがあった。





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福島が故郷のひと

福島で娘さんが働いているひと

子供や孫の未来を案じるおばあちゃん

福島の避難所に焼きたてのパンを届けたパン職人

それぞれがそれぞれの想いを

スピーチで語り繋ぐ。



ほとんどの参加者が、こうした集会は初参加ということ。

今回だけは、黙っていられないという方ばかりだった。






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穏やかと言ってもデモはデモ。

警備の物々しさに正直驚いた。




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立ち木の奥に見える

機動隊の装甲車は2台。





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公園のあちらこちらに警察官の姿が。






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こちらはテレビ埼玉の取材クルーの方。





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パン職人さんからのパンの差し入れがあったり

会場は始終穏やかなムード。







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デモ行進スタート。

驚いたのはパトカー先導だってこと。

数人の警察官がパトカーの後に続いて

その後ろをデモ隊が続く。

これは、交通整理をするためだってこと

歩いてみて納得。




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マイクを持ったお姉さんの掛け声の後に

声を合わせて

「東電社員のリストラ反対!」

「子供の未来を守れ!」

「ふるさと返せ!」

「原発いらない!」

「声をあげよう!」

「デモに参加しよう!」

と叫びながら歩く。





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この日、集会に集まったのは約130人。

デモ行進が始まってからの飛び入り参加者も加わったので

デモ参加者は総勢200人を越えた。




私にとって、初めてのデモだったけれど

集まったのは『初めて』の人が圧倒的に多かった。

そして一人参加の方が驚く程多かった。

普通のおじさん、普通のおばさん、普通のお兄さん、お姉さん

普通のお母さんとお父さんと、普通のこども。

みんなそれぞれの想いを抱えて

黙っていられなくて、貴重な週末の休日を裂いて参加しいてた。

だから、最初の不安はすぐに吹飛んだ。





6月11日14時46分。

地震発生の時間に参加者全員で1分間の黙祷をした。

涙を必死で堪えた。




あの震災がきっかけになって

真剣に未来を考えることが出来たらいいな。

遠い国に起ったことじゃないから。

自分の国に起きたことだから。

1時間程度歩くと運動にもなるし

大声で叫んだから、すっきりしたよ。










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