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初めての震災ボランティア/百点満点なんて望まない。








百点満点なんて望んじゃいけない。

せいぜい45点とれればヨシとしよう。





出発前に自分自身にそう言い聞かせて出かけた

初めての3・11震災ボランティアは

十分に持てる力を発揮できなくて

45点はおろか、30点もとれない始末だったけれど

それでもたくさんの出会いが有り

たくさんの情報を得ることができた。





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初めて避難所で暮らす方たちや

仮設住宅で暮らす方達とお話をさせていただいた。

今、いちばん何が必要なのか知った。

いまだにおにぎりとパンの配給しかない避難所の存在を知った。

女川の津波の高さがどれほどのものだったか

実際に町立病院の建っている小高い丘の上に立って

その高さを体感した。

石巻のボランティアの数の絶対数の不足を知った。

仕事はいくらでもあることを知った。

個人の車で出かけても高速道路の通行証を発行して貰えることを知った。

避難している方々にまだまだ泥出しボランティアの

情報が行き届いていないことを知った。

全半壊の家の撤去は撤去費用を何処が負担するのか決まらないので

撤去がまったく進まず、街の様子があまり変わっていないことを知った。

ボランティアセンターのボランティアの使い方が

まったくヘタクソなことを知った。






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同じバスに揺られて被災地石巻・女川に出向いた『仲間』たちが

皆、家で悶々としているよりはと、バスに乗ったこと

韓国の女性2人や、中国の男性やアメリカの女性が

「日本に居るから、心は日本人」と言って参加していたこと

大学の夏休みで海外から帰国して

3ヶ月間丸々ボランティアをして過ごす学生さんや

ニートの若者が、家から出るための足がかりにボランティアを選んだことや

旅人ミュージシャンや旅人瓦礫撤去人の熱い想いや

落語家、マジシャン、リコーダー演奏家のおじさまたちの優しさや

震災発生の一週間後にダンプで現地に駆けつけた

代表者の無茶苦茶な行動力を知った。





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瓦礫撤去や泥出しだけがボランティアではないことを知った。

被災した方のお話を聞くということが、役目のひとつであることを知った。

そして、一緒に出かけた『仲間』たちの誰もが

人助けのつもりで、実は自分たちが助けられていると

感じていることを知った。





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そして、

「迷惑がられるのじゃないかしら?」

「何もできない。」

そんなことを恐れずに、どんどん出向いていいことを知った。





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まだまだ何も変わっていない。

変わっていないどころか

状況はますます過酷なものになっている気がする。

人々の興味が震災から離れていくのには早過ぎて

支援の手が止まってしまうのは無謀なことだ。





現地に出向いて、満足な活動は出来なくとも

たくさんのものを私は受け取って帰ってきた。

30点しかとれなくても

たとえ0点だったとしても、

出来ることがたったひとつしかなくても

必ず想いは伝わるし、人のこころは優しい。



何も恐れず、なにも考えず、これからもバンバン出かけたい。

仕事はたくさん、山のようにあるのだから。














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