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腹が立つやら、呆れるやら。







昔から団体行動が苦手な私が

今回のボランティアでNGOの団体と一緒に行動したのには

分けがある。





0629RIMG0174.jpg

今回、週末の土・日の二日間だけをボランティアに当てるとして

まず、受け入れ先があるのだろうか? と

石巻の災害ボランティアセンターに問い合わせてみた。

すると返ってきた答えは、やはり残念なものだった。



「現在は県外からの個人のボランティアは受け付けておりません。」

「それは、宿泊の問題ですか?」

「いいえ、ニーズがないからです。せっかく来ていただいても

 お仕事がなくて、お帰りいただくことがあるからです。」



なんということだろう。

ボランティア活動をしたいという気持ちの、持って行き場が

石巻の災害ボランティアセンターにはなかったのだ。

だとしたら、私の出かける予定の週末に石巻に出るボラバスを

ネットで探す以外に受け入れ先を見つける方法はない。

『石巻 ボラバス』というキーワードで

行き着いたのが今回行動を共にしたNGOの団体だった。





0629RIMG0131.jpg

もともと団体行動が苦手であるからして

NGOやNPOという組織も、理由は説明できないけれど苦手だった。

けれど、苦手うんぬん言っていては、

せっかく作った週末の2日間が無駄になってしまう。

不安な気持ちを抱えたままバスに乗った私だったが

団体であるからして、やはり思ったような行動はとれなかった。


私は被災地に対して、まずは『瓦礫撤去&泥出し清掃』が

手助けになるだろうとの想いが強かったのだけれど

この団体の基本行動は『避難所への慰問』だったので

芸能人の慰問に疑問を感じていた私には

どうなのだろう? という気持ちが強く

実際には避難所に訪れて良かったこともたくさんあったけれど

やはり、手助けしたいという気持ちだけが空回りした。






0629RIMG0209.jpg

しかし、団体で動くメリットはたくさんある。

希望というか渇望していた『泥出し清掃』は出来なかったけれど

個人ではなかなか訪問できない小さな避難所や仮設住宅へ

行く事が出来た。

避難している方々のお話も直接聞くことが出来た。

そして、ボランティアセンターの人間の使い方の不味さを知った。




私たちの団体は初日の午後から、小さな避難所に慰問の予定があり

(訪問は午後からが先方の希望だったので)

午前中は女川町のボランティアセンターの指示に従った。

減少したといってもニーズはあった。

『マリンパル』の瓦礫撤去と泥掃除。

しかし、私たちは午前中しか作業ができないので

たった20分で作業が終わる衣類の仕分けに回されてしまった。

瓦礫撤去に向ったのは、午後まで作業ができる

ボランティアさんのほんの数名だけ。

仮に午前中しか作業ができなくとも、私たちは大人数だ。

少人数で午後までかかる仕事でも

大人数で取りかかれば、あっと言う間に仕事は進むはずなのに

そうした融通がきかない。




ボランティアに遠く県外から向う人間の士気は高いのだ。

そうしたマンパワーを無下にしてしまうボランティアセンターの

あり方とはどうなのだろうと思ってしまう。






0629RIMG0211.jpg

そしてさらに呆れたのは、

女川町立病院を見学時に、石巻からのボランティア団体と遭遇して

その方たちから聞いた話だった。




ニーズは山ほどある。

牡鹿半島などは手付かずだ。

ボランティアセンターは難のない依頼しか引き受けず

(病気や怪我の責任をとれないので仕方がないのだろう)

ニーズの掘り起こしもしない。

要するに、市民からの難のない依頼を待って

マッチングの作業をしているということらしい。

ボランティアセンターの存在を知らない人も多く

聞き取り調査やビラを撒くなどのニーズの発掘は、

民間団体が積極的にやっているということや

田圃や畑や川や海、重機が必要な建物などの清掃は

全て民間団体が行なっていることを知った。



そして、私のように自治体のボランティアセンターに問い合わせた人間は

返って来た答えで、ボランティアの必要が無くなったと思い込んでしまうので

ますますボランティアが来なくなってしまうと嘆いていた。






0629RIMG0138.jpg


行政とはこんなものなのだ。

行政が動くのを待っていたら、何も変わらない。






街も道も田圃も畑も海も川も、まだまだだ。

3月11日のあの日から

放ったらかしにされている場所は山ほどあり

置き去りにされている人たちは無数に存在する。





なのに、この国の政府は

いまだに『人事』をやっているんだからね。








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