2011年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年12月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ちがうよ、そうじゃない。






被災地の方からこんな言葉を投げかけられた。

「こうしてみんなしてボランティアにやって来て

 ずいぶんあんたたちは余裕があるんだね。」





20111125RIMG0001.jpg

悪気があって発せられた言葉ではないと分かっていたので

何も反論しなかったけれど、チクリと刺が胸に刺さった。

以前、息子にも同様のことを言われた。




ちがうよ、そうじゃない。




余裕があるから行くのじゃなくて

行きたいと思うから、余裕を作るんだよ。

お金も時間も

行きたいと強く思うから、頑張って作るんだよ。






20111125RIMG0002.jpg

ボランティアに参加する人たちは皆同じ。

金曜日の夜行バスに乗るために

金曜日の朝、着替えや寝袋の入ったリュックを背負って

電車に乗って出勤して働いて。

仕事を終えて、そのまま家に帰らないで

夜行バスに乗る。

活動を終えて、日曜日の夜遅くに帰宅して

疲れもとれないまま、月曜日を迎えるのだ。

できるだけ安い費用で現地へ向えるようにと

ネット上をあれこれ探して、自分に合うボランティアツアーを探すのだ。

お金持ちの人だったら、時間がたっぷりある人だったら

たぶん、被災地支援は別の方法を選んでいるはず。

皆、時間やお金の余裕はないけれど

放っておけないと強く思うから、頑張って時間とお金を作るのだ。

老若男女、皆それぞれの事情を抱えているけれど

「行きたい」気持ちが、優先順位の1番になっただけのこと。






私たちボランティアに向う者は

決して余裕のある者ではないことを知ってほしいと思う。

強く突き動かされる心を持っている者たちだということを

分かって欲しいと思う。






20111125RIMG0003.jpg

11月18日の夜行バスに乗り,19日の早朝に鮎川に着いた。

前回の10月の活動の際は、ボランティアセンター前の広場には

私たちの乗ったバスの他は、たった1台のバスしか止まっていなかった。

けれど、19日の朝はたくさんのバスが止まっていた。

写真を撮った後も、続々とバスがやって来た。




まだまだ「行きたい」と強く思う人たちがこんなにいた。

優しい日本人の姿をたくさん見て、この日はとても嬉しかった。





スポンサーサイト

| Ishinomaki | 09:23 | TOP↑

| PAGE-SELECT |