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津波はあの島を越えて襲ってきた。





大高森観光ホテルの建つ宮戸島(みやとじま)は、

宮城県東松島市の旧桃生郡鳴瀬町域にある陸繋島で、

仙台湾の支湾である松島湾と石巻湾とを分ける位置にある。



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島としては、松島湾で最大の面積を持つ。人口は約1,100人。

日本三景・松島の観光地区の1つ「奥松島」の主要部である。

島の最高峰である大高森からの眺望は「壮観」と呼ばれ、

「松島四大観」の1つである。また、島の東南の「嵯峨渓」は

名岩・奇岩が多数連なり、「日本三大渓」の1つに数えられる。





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現在の当島は野蒜海岸(地図)の南端にあり、

同海岸を陸繋砂州とする陸繋島になっている。

同海岸とは潜ヶ浦水道(かつぎがうらすいどう。)をまたぐ

松ヶ島橋によって結ばれており、宮城県道27号奥松島松島公園線を通す。



以上 Wikipedia から拝借。




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震災時は野蒜海岸と島を結ぶ松ヶ島橋の崩壊によって孤立した。

複雑に入り組んだ入り江と、島全体が山だったため

被害を逃れた家も多くて

家々から食料を小学校に集めて、島民全員で分けて

当座をしのいだそうだ。





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大高森観光ホテルのある浜を除いた、他の3つの大きな浜は

津波によって甚大な被害を受けた。

写真はそのひとつ、月浜。

ここは穏やかで透明な海岸が海水浴場になっていて

30軒程の民宿や旅館が軒を並べていたそうだ。





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そのほとんどが流失。

全戸の高台移転が決まっている。





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浜の入り口の旅館。

修復工事をしていた。

これだけ立派な建物だものね

津波に負けなかったんだから

全戸高台移転になんて負けないで頑張って。





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被害の大きな大浜を通って

ここは室浜漁港。

漁労長さんからお話を伺う。





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津波はこの漁港にも押し寄せて

防波堤のすぐ傍にある、島を越えて襲ってきた。






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何メートルあるんだろう?

結構な高さがある。

この島を越えて、壁のような波が襲ってきたのを

振り返りながら、皆で走って逃げたんだって。

怖かったんだろうなあ。

皆、助かって本当に良かった。






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この島での津波の犠牲者は1名。

40代の男性だそうだ。

まだまだ、命を落とすには若い。

亡くなられた、名も知らない彼のご冥福と

残されたご家族のこれからが穏やかであること

ご健康とご無事を心から祈る。




室浜では、被害を受けた船の修復も終わり

海苔の養殖が始まっている。

今年の海苔は豊作らしく

いい海苔が取れたと、漁労長さんが嬉しそうだった。





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とは言っても、漁港の修復はまだまだ時間がかかりそう。

仮設住宅に住んでいる方もたくさんいらっしゃる。

それぞれの浜で、集団の高台移転が決まってはいても

宅地造成には手が付いていないから

気の遠くなるような先の話なのだろう。

私には、こうしてお話を聞くことと

松島湾で採れた海産物を買うことしか出来ないのが

なんとも情けない。





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