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忘れないでください





昨日は、先日までチラシやポスターの制作のお手伝いを

させていただいた映画会へ行ってきた。


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会場の入り口に、そのポスターが掲示されていた。




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獅子舞のポスターも貼ってあったので

なんとなく、くすぐったくて

でも、うれしかった。


映画『PRAY FOR JAPAN』は、東日本大震災の

発生直後からほぼ半年後までを記録したもので

出演者や制作スタッフ全てがボランティアの手によって作られている。


この映画会のPRをチラシ・ポスター制作という形で

お手伝いをさせていただいたのだけれど

実を言えば私は、映画を観ることを迷っていた。

震災直後には、感情が高ぶっていたので

あの悲惨な被害の状況を直視することが出来ていたのだけれど

2年という時間が経過した今は

震災直後の瓦礫に埋もれ、歩くことすらままならない

故郷の石巻の光景を見ることが、とても辛いからだ。

きっと、こころがヒリヒリ痛んで、夕飯、食べられなくなるなあ

そんな気がして、迷っていたものが

ボランティア仲間のお一人から「行きますよね?」と

メールをいただいて、気が変わった。

大丈夫

隣に彼女がいてくれるなら、泣かないで見ることが出来る。

そう思えたので、映画を見るために、慌てて着替え

電車に飛び乗った。



泣かずにはいられない映画だった。



『泣かずにはいられない』と書いてしまって、

我ながらなんて陳腐な映画の紹介なのかなと思ってしまった。

映画は、震災直後の石巻市や、隣の東松島市の被災者とボランティア

どうやって乗り越えてきたかが、克明に記録されていて

胸に迫るものがある。





20130304eiga03.jpg

映画が始まる少し前に会場に着いた私は

案の定、いつものボランティア仲間に捕まり

グリーンの腕章を手渡され

短い時間だけれど、受付のお手伝いをさせていただいた。


思い切って行ってよかった。

観てよかった。


「泣かずにはいられない」

確かに泣ける映画だけれど、泣いて終わりにしてはいけないのだ。

この映画に込められているメッセージは

「忘れないでください」

これに尽きるのだから。


被災地では、確かに瓦礫や壊れた建造物は撤去されて

キレイになったように見えるけれど

まだ、何も終わっていない。

映画を観ることは、とても辛くて苦しいことだけれど

目を逸らさずに観てよかった。

あの時、何が起こったのか

2年経って、私は何を忘れてしまったのか

思い出させるいい契機になったと思う。


忘れないでください。

ニュースに取り上げられることも少なくなったけれど

未曾有の大災害が、この日本に起こったことを。

2万人を超える人々が、同じ日本の地で、

一瞬にしていなくなってしまったことを。

もし、あなたの街でこの映画の上映会が開かれたなら

ぜひ足を運んでください。

そして、この映画を観て思い出してください。








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