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2011年の七夕の日に願うこと。




今夜は七夕。

今日は我が家で生まれた、愛してやまない

私のラムネとマリネの3歳の誕生日だから

本来ならここには

ラムネとマリネに向けて

お祝いの言葉と、私の感慨などを書いているはずだった。

ううん。

今日だけではなくて、本当なら毎日ここには

ラムネやマリネや、ラムネとマリネを生んでくれたポップの

平凡な毎日を書いているはずだった。






20110707RIMG0368.jpg

こんな出来事がこの日に、この世に起ってしまうなんて

夢にも思っていなかった3月11日の午前中には

私は、その前日に新宿でお買い物をしたことを

ほんわりとした気分で綴ってブログの更新をしていた。

けれどあの日以降、平凡な日常をここに綴る事が難しくなった。

おそらくは、あの震災が故郷の街に災いしたのでなければ

震災以降も、私はここに平凡な日常を書いていたかと思う。








今となってみれば

あの頃のほんわり穏やかな自分自身の心の有りかたが懐かしい。




幸せであることを、実感することもなく

ささいなことで不平不満を漏らしている日常が

実はとても幸せであったことに気づかされた。

そしてその幸せな日々が、一瞬の出来事で奪い去られてしまう

現実を目の当たりにした。

震災は他人事ではなくて、この埼玉の地にも

突然に襲いかかってくるかもしれない。

何事もなかったように暮らしているこの場所が

実は放射能に汚染されていて、本当は被爆しているかもしれない。

それでも、何もなすすべもなく

こうして普通の毎日を送るしかないのだから。

幸せだと気が付かないほど、特別なことなど何もない毎日は

本当はとても脆くて危うくて

あっと言う間に崩れ去ってしまうものであるなら

今、与えられた幸せを十分に噛み締め、そして慈しみ

今日この日があることを

感謝して生きていかなくてはならないのだと思う。







だから、あまり多くは望まない。







20110707RIMG0369.jpg

我が家のちびっこのラムネやマリネと母親のポップは

大変ありがたいことに

これまで、病気知らずで過ごしている。

犬の寿命は人間のそれより、ずっと短いのは

飼う前から覚悟を決めていることだから

病気知らずということが、今のこの仔たちと私にとって

いちばんの幸せで

だから、七夕の今夜に願うものはなにもない。








201107078b21223.jpg

2011年の七夕の星たちに

ひとつだけ願いをかけるならば

それはやはり

一日でも早く被災した地と人々に平和な日が訪れますようにと

本当にそれだけを願って

今夜は被災地に向けて、たったひとり

車を走らせたいと思っている。








※仔犬たちの写真は生後2ヶ月目の2008年9月8日に写したもの。
いちばん左の存在感の薄い仔がラムネ、真ん中で自己主張しているのがマリネです。




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