PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

取り戻したい!






8月28日

早朝の『おしか家族旅行村オートキャンプ場』から見た

金華山。




20110905RIMG0774.jpg

金華山の周囲の海面から霧が立ち上がって

金華山全体を包み込んでいた。






20110905RIMG0776.jpg

朝日が昇ってきた。





キャンプ場のある斜面のすぐ下には

山鳥の渡しという小さな港の跡がある。

港の周りは岩場になっていて

子どもの頃、今は亡き父に連れられて

その岩場で何度か釣りをした。

海に落ちてしまわないように、必死に岩にしがみついて

釣りのポイントまで、まだ薄暗い夜明けの崖の上を

父の後を付いて行ったことを覚えている。

深く透明な碧い海に

吸い込まれてしまいそうで、子供心にとても怖かったけれど

面白いほどに魚は釣れた。






200110905RIMG0778.jpg

幼かった私が、明るい太陽の下

山鳥の渡しの岩場の上で

釣り餌のゴカイを釣り針に付けて欲しいと

父にねだりながら

目の前に見た金華山が

朝霧に抱かれていた。





まるで金華山だけが別の世界に浮かんでいるようで

美しかった。




被災地へ向う時に小さな浜をいくつも通る。

その度に、破壊された光景を目にする。

破壊された海辺が東北の太平洋沿岸に

延々と続いていると思うとやるせない。

日本はとても美しい国だと思う。

破壊された海辺の自然や港や集落を目にする度に

美しい日本の風景を取り戻したいと思う。

取り戻せるのなら、なんとか力になりたいと思う。

それが、わずかな力でも。

それは、ボランティア活動に参加をして

被災し破壊された土地を実際に目にした人たちの

共通する想いなのではないかなと

思う。








スポンサーサイト

| Ishinomaki | 08:22 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT