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言葉の刺






13日の日曜日は、新しく購入した車を運転したくて

用事もないのに高速道路を走らせて

まるでテーマパークの様なPAでフレンチブッフェの食事をした。

帰宅後、TVを点けてNHKスペシャルを観た。






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震災関連の内容。

番組の始まりに、ナレーターがTVの向こう側に

呼びかける。




「東日本大震災を忘れていませんか?」






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チクリ。

言葉の刺が胸に刺さって

ちくちくした。






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「忘れていないよ。忘れるわけないじゃない。」

その瞬間、TVに向ってだろうか

それともヒトさんに向ってだろうか

思わず声が出た。





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忘れるわけがないのは、私だけじゃない。

大方の日本人は忘れてなんかいない。

みんな自分たちに出来ることがあるか、一生懸命考えて

行動を起こしたじゃない。

そして今、何が必用か、何が求められているか

分かったら、機会があったら

行動しようと心に秘めているのじゃないかな。

無理をしないで出来ることがあったらきっと

優しい日本人は応じてくれるよ。







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だから、公共放送の大切な電波で

私たちを責める言葉を使わないで。

悲しくなるから。





のんきに車を走らせていた

自分を責めたくなるから。





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写真は今月の11日に撮影されたもの。

場所は宮城県石巻市長面。

撮影者は『チーム東松山』の代表者。

11日に次回のボランティアツアーの事前視察で

長面に訪れた際に撮ったそうだ。

私が長面で遠い親戚が亡くなったと以前話したのを覚えていて

送ってくれた。






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写真の沼のようになった場所は、以前は田圃だった。

震災から8か月経った現在でも未だこのような状況で

そして、この状況は長面に限ったことではなくて。

掲載をためらってしまう辛い写真だけれど

敢えて公開する。





忘れてないよ。

忘れるわけないじゃない。




瓦礫撤去を目的として現地へ向っても

軽作業しか与えられなかったり、普通の暮らしを見かけたりすると

私のやっている事の意味が分からなくなって

心が折れてしまいそうになるけれど

向う前はいつも心が重くて、正直「だるい。」と思うけれど。




行くことを止めちゃいけないと思う。

誰かが行かなくちゃいけないとも思う。

被災地には「行くこと」に意味があるのだから。

理由なんてなんでもいいとも思う。





そう私自身に言い聞かせて

明後日にまた、石巻・鮎川行きのバスに乗る。







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