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さよならいつか





この春で、ブログを綴り始めてから丸3年になる。

紆余曲折あったけれども

ありがたいことに、ブログを通して

パグ飼いの友人が、地元に二人もできた。


二人も。


そう、地元にパグ飼いの友人が二人も出来れば、それは

とてもとても贅沢なことで

私は幸せで、この二人の存在がありがたくて

だから、二人も友人が持てたことに本当に満足していた。






20120303RIMG0083.jpg

「本当に満足していた。」と、過去形で書いたのには分けがある。

今日は、その二人のうちの一人の引っ越しの日だったからだ。



私よりもずいぶんと歳の若い友だ。

彼女に初めて会った日のことは

ブログにも書いているので、昨日のことのように記憶している。

秋の終わり、冬の始まりの泣き出しそうな空の下で

初めてのお喋りに、緊張と、少し興奮しながら

パン工房のテラスでお茶を飲み、その後、パグたちを連れて散歩をした。

それほど広くはない公園の樹木の紅葉した葉が

夜に降った雨で濡れていて綺麗だったことを鮮明に覚えている。




20120303RIMG0088.jpg

彼女が住んでいたのは、私と同じ町。

だから、いつでも

「今日は暇? お散歩できる?」のメール1本で

いつでも会える気軽さがあった。

会いたいと思った時に、すぐに会えるという安心感があった。

ずっとずっと、私より若い彼女に

すいぶんと愚痴を聞いてもらった。

パグたちを連れて散歩をしながら、ドッグカフェでランチをしながら

時にはパグ抜きで、焼き鳥を食べ、お酒を飲みながら。

本当にたくさんお喋りをした。




ところがここ1年は、仕事が忙しかった上に

震災ボランティアに熱中していたために

彼女とは数えられるくらいしか、顔を会わせていなかった。

メール1本でいつでも会えるという安心から

私は、ついつい連絡を怠ってしまった。

だから、彼女から引っ越しの連絡をもらった時には驚いて、

私が私自ら、彼女と彼女の愛犬と一緒に過ごせたはずの時間を

手放してしまっていたことに気がついて、ひどく後悔した。





20120303RIMG0090.jpg

今日は穏やかに晴れた暖かな日だった。

朝、目が覚めてイチバンに「引っ越し日和だね」とひとり言。

窓を開け放せるほどに暖かだったので

パグズを連れて、ヒトさんと駅前のスタバにお昼を食べに行った。

犬連れで利用できるお店がまったくと言っていいほど無いこの町では

貴重な存在の、スタバの歩道上にあるテーブルで

そういえば、彼女と彼女の愛犬と一緒にお茶を飲んだ。

そう。

今日とたぶん、同じテーブル。

ドアに向って右手、端から2つ目のテーブルだった。



もう、彼女はこの町にはいないんだ。



そんなやるせない感情に支配されそうになったので

冷たいサラダラップを熱いコーヒーで、喉に流し込んだ。



引っ越しの荷物が片付いて、暖かくなったら

もう一人の友と一緒にパグたちを連れて

彼女の新居に遊びに行く約束をしている。

新しい家と新しい環境で、元気で幸せに暮らしてほしいと思う。

彼女は、私の住む町からいなくなってしまったけれど

私の独りよがりのやるせない感情はさておき

ひと言、お祝いの言葉を彼女に贈りたい。




今日はいい天気で良かったね!

引っ越しおめでとう! これからもどうか幸せに。

それから、

ブログネタにしちゃってごめんね。








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