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けれども、もう一度 ー気仙沼にてー







8月19日

陸前高田を後にして気仙沼に向かう。




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気仙沼の市街地に入ってすぐにある

陸に打ち上げられたままの漁船



見上げるほどに大きい。

観光客やボランティアを乗せた車やバスは

この船と道路を挟んで向かい側にある

セブンイレブンの駐車場に車を止める。

思っていた以上にたくさんの人。

セブンイレブン

改装費、早く回収できればいいなと願いながら

ダイエットコーラとのど飴を買う。





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気仙沼は広い街で

全部を回るには残された時間が少なく

どこに行っていいものやら迷いながら

気仙沼大島までのフェリーが出ている港付近に行ってみる。




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フェリー乗り場の桟橋はめちゃくちゃのまま。

写真奥に写っているフェリーは、仮の乗り場から出ている様子。





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波止場のすぐ傍の復興商店街

この写真を撮った後に開店。

たくさんお客さんがやって来たので、私も釣られて

干物とレトルトのフカヒレスープと箱入りの菓子

それから気仙沼コッペパンを買う。




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どうやらこの日はお祭りがあるみたい。

復興際

賑わっていたらいい。




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岸壁目の前の駐車場は2階まで車がびっしり。

大型バスも次々にやって来る。

人が多いということに少しだけほっとする。




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とは言え

街に目を向ければ、そこはまだまだ痛々しい。





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あちらこちらに空き地と壊れたままの建物。





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フェリー乗り場前の酒屋

レトロな外観が目を惹く。

きっと震災前は、

地酒を求める観光客が訪れていたのだろうなと

思う。




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数名の若い女性が立ち止まって写真を撮っているので

何だろう? と思って近づいてみる。





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地震発生の時刻で止まったままの時計。

この場所の持ち主がこ設えたのか

モニュメントのように奇麗に飾られた広場に胸が痛む。





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陸前高田から気仙沼に向かう途中

陸中海岸の景勝地、居釜半造の折石を見に行った。

この石は明治三陸大津波の際に先端が折れてしまったそうだけど

よくぞ、この平成の津波で残っていてくれたものだと感心する。



陸中海岸には子供の頃、今は亡き父に連れられて遊びに来た。

丸い石がゴロゴロ転がる碁石海岸や

岩の隙間から潮が高く吹き上げられる岩井崎の潮吹き岩

エメラルドグリーンの海の色。

瞼を閉じれば次々に浮かんでくる懐かしい景色は残っている。



私の人生で残された時間がどのくらいあるのか分からないけれど

たぶんもう、来ることはないかもしれない。

けれども、もう一度来たいと思う。

こんな形でも、子供の頃に記憶した美しい海がまた見られたことに

心から感謝して

気仙沼から、夏祭りのお手伝いのために鳴瀬に向かう途中で

朝食をまだ食べていないことに気が付いて

生温いダイエットコーラでコッペパンを飲み込む。



コッペパンにはピーナツクリームが挟まれていて

甘い優しい味がした。








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