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最年少参加者に感動感激!








9月21日(金)夜発の金華山貯水池泥だしボランティア




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バスは予定通り

22日(土)朝、石巻市鮎川港着。

2艘の水上タクシーに分乗して金華山へ。





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今回のツアー参加者は総勢26名。

初参加の方もチラホラいるなかで

驚きは13歳の中学1年生の少年が、親御さんから離れて

たった一人で参加をしていたこと。

水上タクシーの船室の屋根の上

たった3席しかない座席に少年と一緒に座った。

残念ながら横顔しか紹介できないが

まだあどけなさが残る小柄な少年なのに、

しっかりとした大人の口調で会話する彼にひたすら感心する。





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私にとっては、昨年暮れ以来の金華山へ

いざ! 出発。





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金華山と鮎川を往復する水上タクシーでのお楽しみは

なんといってもこれ。

えびせん狙いのウミネコたち。





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写真はウミネコが、口でえびせんをキャッチした瞬間。

ウミネコにカッパえびせん(別名カモえびせん)を与えるのは

これが実に楽しい。

ボランティアの参加者には、これが楽しみで参加を決めたという者も

いるくらい。





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金華山上陸。

相変わらずの仮の桟橋

相変わらずの崩れた崖道

そして相変わらず、トラックの荷台に揺られて

社務所まで行く。




20121002IMG_1062.jpg

この日のボランティアの作業は昨年末の続きで、

金華山中腹にあるダムの貯水槽の泥だし予定だったが

前日に降った大雨が貯水槽に溜まってしまい

中に人が入れる状態ではなくなってしまったので

急遽、神社本殿及び境内の清掃作業に変わった。

この日から2日後に例大祭が行われるため、

神社全体をお清めする必要があるらしく

普段は一般の人間が立ち入れない本殿の清掃作業は、

とても貴重な体験だったらしい。

残念なことに、私は本殿に入れなかったが、本殿に入って清掃した者も

写真撮影は許していただけなかった。

本殿の清掃の他、境内の草むしりやゴミ拾い、参道を掃き清めたり

参道や階段の欄干を洗い清める。






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中学生の少年も、一生懸命に働く。





22日は午後4時半に作業終了。

自炊のシチューとご飯の夕飯を参加者皆で食べ

その後、自由参加の反省会感想会と称した飲み会後、午後11時に就寝。





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翌朝、希望者のみ

朝5時起床、5時半発で金華山山頂登山へ。

私は、前日の作業で足がつってしまったので、登山は断念。



23日(日)の作業は

社務所・売店(休業中)から

桟橋までの参道及び芝生公園部分の清掃と草むしり。





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結構な斜度のある坂であるし

敷地も広いので、なかなか大変。





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震災がなければ

神社の檀家さんやスタッフの方が手入れをしていただろう島内を

こうして少しでも人の手が入れば

荒れてしまうのをくい止められるかもしれないとの思いで

皆、一生懸命に作業する。





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金華山登山に参加した中学生は、膝を痛めたのか

少々お疲れの様子。

けれども最後まで大人を頼ることなく立派に作業をしていた少年に

「どうして一人で参加したの?」と参加の動機を聞いてみる。

「おばあちゃんちが塩竈で、おばあちゃんちの周りに

 津波で流されて壊れた家がいっぱいあったから。」

「おばあちゃんちは被害に遭ったの?」

「ううん、おばあちゃんちは大丈夫だった。」

「壊れた家をたくさん見ちゃったんだ?」

「うん」

「だから、ボランティアをやりたいって思ったんだ。

 それは自然な気持ちだね」


聞けば、ボランティアは初めての参加ではないと言う。

問わず語りに、祖父が漁師だったと話す少年。

どんなに悲惨な現場を見てしまったことなのだろう。

埼玉在住の彼の普段の学校生活では、きっと震災の話題など

仲間内では語られることなどないと思う。

友だちを誘うでもなく、保護者同伴でもなく

たくさんの見知らぬ大人たちと一緒に、たった一人で

自分の想いを貫く彼に、

「偉いなあ」と単純な言葉では言い表してしまったら

彼の行動が途端に軽いものになってしまいそうで

なんと表したらいいものか分からないけれど

本当に、真似の出来ない素直さ純粋さを感じて感動した。

そして、この少年のご両親が、危険を伴うかもしれない

ボランティアによくぞ一人での参加を認めたものだと、

本当に敬意を表したい想いがする。






参加者の、おそらくは同じ年頃の子の父親なのだろう

おじさんたちが、少年のことを気にかけて

世話をする振りを見せないように、世話を焼いていたのが

とても微笑ましかった。






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23日昼

清められた社殿を後にする。





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次に金華山へ来るときこそ

桟橋が付け替えられていて欲しいと願う。





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そうそう!

こんな可愛らしい発見も。

工事現場にあるパイプを支えるガードが

金華山では鹿の形をしていた。





旅の終わりの帰りの車中で皆が感想を一言述べる。

13歳の少年が言う。

「今回の僕の目標は皆さんに迷惑を掛けないようにすることです」

「掛けられてないよー!」

誰かが言う。

皆がどっと笑う。

この少年の参加が、今回の旅をとても和やかなものにしてくれたと思う。

そして、チーム東松山初参加の女性の

「今回の一番の収穫は金華山山頂まで登れたことです!」の言葉に続けた

「これは山登りツアーだったか〜」の私の一言で

パスの中に笑いの渦が巻いた。




期待していた泥だし作業は叶わなかったけれど

今回も充実した、とても楽しい時間だった。

ボランティアとか人助けとか、そんな堅苦しいことは

もう抜きにしていいのだと思う。

被災地に出かけてみれば、素敵な出会いと楽しい時間が待っているから。










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