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土曜日は旅の記憶 Vol.36『ペトシーンで日本人女性と出会う』




2013年8月14日(水)

プラハ城を出た後、旧王宮前広場からトラムに乗って

ペトシーン公園へ



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トラムから下りてほんの少し歩き

ここからはケーブルカーに乗って公園を目指す。

普段は「穴場」と言われるほど、人が多くはないらしいが

この日は観光スーズンの真っ盛りのため

ケーブルカーに乗るまで30分ほどの待ち時間に耐えた。




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プラハ公共交通のフリーパスを持っていたので

ケーブルカーも、そのチケットで乗車する。




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このケーブルカーの待ち時間中に

前に並んでいた日本人女性に「ジャパニーズ?」と

声をかけられた。

頷くと、とても嬉しそう。

話しを聞けば、イタリア在住で、プラハまでは車で来たのだそう。

ここは大陸なのだと、改めて実感。

連れの三人の男性は、ご主人とご親戚。

ご主人、レディーファーストでとても優しそうだ。

ケーブルカーの車内に隣り合わせで座り

「海外暮らしが羨ましい」というと

目を細めて渋い顔。

イタリア人のアバウトな気質がとても肌に合わず

「できれば日本で暮らしたい」と言う。

「日本人とお喋りするのは久しぶり」と、笑顔で語る。

そんなものなのかな? と思う。

海外暮らしに憧れている私には、愚痴が自慢にしか聞こえない。





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ケーブルカーを降りて

女性に会釈をして足早にタワーに向かった。

入場チケット窓口に並んでいると、後ろにさっきの女性と男性たち。




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こうなりゃ諦めて一緒に並ぶしかないと

お喋りしながら列に並んだ。

このペトシンタワーは入場料の他にエレベーター代もかかるので

入場料だけを払い、階段を上った。

途中途中にベンチはあるけれど、高さへの恐怖感も手伝って

かなりしんどい。




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けれど、展望台からの眺めは素晴らしかった。

プラハ城からの眺めも素晴らしいものがあったけれど

ここは高さがあるだけに、遠くまで見通せて言葉も出ない。

通り抜ける風で、かいた汗が乾いていく。




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彼女の姿を見失ったので、

ご主人に「バイバイ!」と手を振ってタワーを下りた。

タワーの下では乗馬を楽しむ人たちや

遅いランチを楽しむ人の姿。

日本の整備された公園とあまり変わらない、ごく普通の公園だった。





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天文台があった。




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天文台の傍にはバラ園も。

いわゆる「ヨーロッパ式庭園」ではなく、

普通の公園に、なぜか癒される。



さっき出会い、ほんの少しだけ触れ合った女性を思う。

彼女がなんと言おうと、やはり羨ましい。

素敵なご主人と一緒に、マイカーでヨーロッパを楽しめるんだもの。

日本人に生まれてきて、平均的な日本人の人生とは

まったくちがう人生なんだもの。

「ああ、若い頃から人生をやり直せれば」

何度、思ったことだろう。

同じことを繰り返し、ここプラハの公園でも

思ってもせんなきことを私は思うのだった。







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