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土曜日は旅の記憶vol.60『やっと着いたトゥルッリに感激!』




2009年3月1日夜

アドリア海沿岸を走る鉄道に乗って

イタリア半島をボローニャから一気に南下して

港湾都市『バーリ』に到着。

ここからはバスで、この日の目的地

『アルベロベッロ』へ向かう。

アルベロベッロは街全体が世界遺産なのだけれど

如何せん小さな街なので、交通の便が悪い。

丁度この日は日曜日とあって

列車の運休も多かったため、バスに乗るしか

アルベロベッロに行く方法がなかった。

日本でバスの時刻を調べた。

列車の到着時間以後、私の乗れるバスは1本だけ。

その日の最終便だ。

乗り遅れでもしたら、大変なことになる。

そこで、出国前に

バーリのバス乗り場を知っておく必要があると踏んで

さんざん調べるも、詳しい場所は分からなかった。

バーリの駅に着いて

通りすがりの人に聞いて回るも

皆、知らないと首をひねるばかり。

バスの出発時間が迫ってくる。

焦る、焦る。

線路の下の連絡通路を潜って駅の反対側へ行き

やっとバス乗り場を見つけるも

今度は、そのバスに乗せてもらえない。

ドライバーはイタリア語を捲し立てるばかり。

英語を話してくれないので

何と言っているのか、ちっともわからない。

そこで、見かねたのか

一人の女性が、50メートルほど離れた

カフェ兼煙草屋を指さし「チケット」と言ってくれた。

そうやらそこで、チケットを買えということらしい。

すでにバスの発車時刻は過ぎており

祈る気持ちで突っ走り

アルベロベッロまでのチケットを買い

祈る気持ちでバスまで戻ると

先ほどの女性が「早く!」と手招きをする。

ああ、助かった。

野宿せずに済んだ、と思った一瞬だった。



20150405RIMG0179.jpg

アルベロベッロ到着は確か夜の9時半頃。

アルベロベッロのバス停に降りたのは私一人。

田舎の夜の街の灯は落ちて

ひとっこひとり歩いていなかった。

さて、どうするか、と思っていたら

ホテルのスタッフがひょっこり現れた。

バス停まで迎えに出てくれたのだ。

私の送ったデタラメな英文のメールが

ちゃんと届いていたんだ、と思うと嬉しかった。




20150405RIMG0180.jpg

彼らに連れられてホテルの事務所まで歩いて行き

チェックインを済ませ

案内されたのが、写真のこの部屋。




20150405RIMG0181.jpg

アルベロベッロの伝統的家屋『トゥルッリ』を改装して

ホテルとして1棟貸しをしている部屋だ。

日本から予約を入れたのはシングルルームだったが

シーズンオフのための大サービス!

料金はそのままで

ファミリールームに泊まっていい、とのこと。



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これは、嬉しかった。

だって、本当に素敵な部屋だったんだもの。

一度は来てみたかったアルベロベッロ。

そして、どうせ行くのならトゥルッリに泊まりたい。

願いが倍増して叶ったのだ。



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夕飯をまだ食べていなかったので

部屋に着いて荷物を置いて夜の街に出た。

1軒、ピザ屋さんが開いていたので

ピザを焼いてもらった。

そのピザを部屋に持って帰ってからもまだ

嬉しさが冷めなくて

部屋のあちらこちらを写した。

動画も残っていた。

どうやら、本当にあの時の私は嬉しかったらしい。








列車のシートを用意してくれた車掌さん、

バスを止めて待っていてくれたドライバー

チケット購入を教えて

しかもバスのステップに足を掛けて、発車を阻止して

私を手招きしてくれた、女性。

ホテルのお迎えのお兄さん。


東洋人の私に、優しくしてくれた人たち。

ほんの数分間のことだったけれど、忘れないよ。



ご参考までに

アルベロベッロへの団体ツアーは

街の小ささゆえ、日帰りになるらしいです。

宿泊するとしても、旧市街近くのリゾートホテルや

シティホテルになるみたい。

モン・サン・ミシェルへ行ったときも思ったけど

伝統的な建物ホテルに泊まりたかったら

やっぱり、個人旅行!

手配や到着までが大変だけれど

やった甲斐のある旅になります。






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